活動日誌 − 活動報告明るい恵那

【18.02.18】残土処理について県リニア推進事務所に聞く

運搬ルートや環境対策など把握していない

JCP恵那
 リニア中央新幹線工事の入札疑惑について国会でも2月8日、本村のぶ子衆議院議員が取り上げました。大手ゼネコンの談合を認める報道もある中で、「工事を一旦中止して真実を究明するのが筋ではないか」と監督官庁である国交省の石井啓一大臣に迫りましたが、「現時点で中止すべき状況とは認識していない」と、まるで他人事の態度でした。
 市内でもJR東海職員が何ら変化を見せず、現在も地権者に対して説得に回っています。

残土運搬など県下の現状を聞きたい

市内では残土運搬道路について昨年の地域自治組織の役員会への説明会でも不安の声が出され、市を通じて回答を求められていますが未だJR東海からは回答はないようです。
 こうした中、2月8日午前、恵那県事務所にある「岐阜県リニア推進事務所」を訪問し、岐阜県下各地域での発生土(残土)に関してその“生場所、発生量、H遜从邏抜間、に笋疥て処分先、コ萢冓法、Υ超管理責任者、П身堆確定状況等についてリニア推進課長、係長、主事と懇談しました。
なお、この席には「リニア問題を考える恵那市民の会」の事務局員2名が同席されました。

山口非常口、日吉非常口はJR東海が公表済み

質問事項について発生土に関する情報は、リニア推進事務所として特段に把握している情報はなく、あくまでもJR東海がホームページで公表している範囲で、中津川市の山口非常口から福岡の採石場跡と瑞浪市の日吉非常口上部の処分場に関する情報のみであり、「県民は誰でも入手できるもの」とのことです。
 この日、両非常口関係の資料を拝受しました。

中津川市 山口、瀬戸1 瀬戸2 駒場
恵那市 大井町 大井非常口
瑞浪市 日吉
御嵩町 美佐野
可児市 久々利 大森
多治見市 大針町

 県内残土処分場候補地は県内に20カ所

発生土処分場については各自治体から提案された62カ所のうちJR東海は20カ所を候補地として絞り込み、長野県境の山口から中津川福岡町の採石場跡へと、瑞浪市日吉町の処分場の2カ所を決定している。そこの処理方法などは「工事における環境保全について」としてJR東海のホームページで公表していますが、それ以外はあくまでも「候補地」であり、県としても情報はないとのことでした。

建設発生土活用(受入)検討候補地

仝共事業  4
中津川市 3、  
瑞浪市 1 (残土処分場)

¬唄峪業 16
多治見市 3、中津川市 9、恵那市 2、土岐市 0、御嵩町 2
 平成28年10月27日(木)岐阜県発表資料

恵那市山岡、三郷の発生土活用候補地は県土連が指導か

 「恵那市で埋立て箇所として説明されている、三郷町野井、山岡町久保原の2カ所は、農地改良事業に活用されると聞いている。この事業について環境保全など管理監督はどこか」との質問については、詳細は不明だが、「県土地改良事業団体連合会(県土連)が承知しているのでは」とのことでした。

残土の安全性についてどこが管理監督部門か

「JR東海は問題のない残土を提供するというが、この地域の『美濃帯*』土壌はこれまでも問題を起こしている。担当は環境部門かもしれないが、下流への影響など県土を守る自治体の任務として監視してほしい」と要請し、特に、下流は愛知県であり、岐阜県としての認識が問われることになるのでは」と強調しました。日吉非常口ではウラン含有残土が心配されていますが、管轄外なのかこの日は特に関心は示されませんでした。(瑞浪市の環境問題については多治見東濃事務所が管轄です。)

リニアと環境保全問題 県にも届けたい

感想
JR東海は情報の公開を渋り、決定してからしか公開しないし、決定するのはJR東海です。県もタテ割りで担当部門しか情報もわからない。これでは不安です。県も県土の環境を守る責任を果たすためには、事業全体を把握する事ができるセクションが必要だと感じました。また、県職員も市民と直接折衝するチャンスもないのか、情報が限られています。これから県にもリニアについて恵那市民の声を届けるよう努力したいと思いました。

美濃帯とは =春日井市 川本氏=

掘削されたとしても見た目でそれが美濃帯地層であるのか判断がつきません。工事ヤードに露出したまま積み置かれると雨水で化学変化が起きます。モニタリングを何べんも重ねて溶出水を分析しなければなりません。 (地中にあれば問題がないが、堀起こして空気に触れると問題物質になる)

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