市政の動き − 議会・政策・見解水野のりみち

【17.01.28】このまま進めば行政不信が募る、新こども園計画

240人規模の新こども園計画

JCP恵那
恵那市は安上がりな行政を目指して保育施設の指定管理を進めてきました。
 未満児の待機児童もある中、直営の二葉こども園と指定管理の長島こども園をいずれも廃園し、新たに240人規模の認定こども園を、長島小学校西側の美濃酪連の工場跡地に計画して準備しています。
 しかし場所的に問題も多く、アクセス道路が狭く駐車場もないなど通園にも問題が多いこと、幾度か洪水で氾濫している永田川に面していること、特に肝心の地元への理解が得られていないことから、9月議会では建設関係の予算が見送られました。
 12月議会で水野議員は前号の「ヒ素」の問題のほかに、交通アクセスと永田川の対策について、当局の考えを訊きました。

長島郵便局前拡幅など関係費用見積は「まだ?

水野議員
 長島郵便局前の道路拡幅などこれまで地元に説明してきた、園の建物以外の費用はいくらで、その財源は何か。

 まだ具体的に調査にも掛っていない

鷲見典幸基盤整備部長
郵便局前の都市計画道路は、用地買収、永田橋改良などに数億円単位の費用を想定し、概算事業費として10億円規模になるかと思われます。 それ以外に開園までの道路整備事業は1億6千万円ほどを想定しています。
 財源については道路整備交付金など国庫補助金を予定しています。

 永田川堤防かさ上げは両岸に必要だが、いつ?

水野議員
 (昨年9月に)危うく氾濫しそうな状況だったが、こちらうな状況だったが、こちら(園舎側=右岸)も、むこう側(竹の下住宅団地側=左岸)もかさ上げしなければなりませんが、その日程などは。

 決まっていない どのようになるか今後の検討

基盤整備部長
 永田川の改修については「岐阜県新5流域総合治水対策プラン」により計画され、現在新栄橋から田違川合流地点まで事業化されています。こども園周辺は今後の進捗もありスケジュールは決まっていませんが出来るだけ早くと要望しています。河川の断面計画は今後検討されるようです。

水野議員
 開園には間に合わないと言うことになりますね。

基盤整備部長 
 道路整備については、開園までと開園後に分けて計画しており(以後となる長島郵便局前道路は)ルールをつくって、なるべく通らないようにし、駐車場設置も計画しています

水野議員のコメント

 恵那市議会9月議会で、市長提案の予算取り下げという前代未聞の事態を引き起こした「新こども園計画」について、小坂新市長は皆さんの意見を聞いて進めると、公約しています。12月議会は新市長着任直後でもありましたが、
これまでこの事業に関する市民の安心、安全についての疑問点についていくつか質問しました。

安全・安心について配慮は二の次 これでは少子化がますます加速するのでは

 しかし、幼児施設にもっとも必要な安心・安全に配慮された答弁は何一つ訊かれませんでした。「深刻な状況」と市長もいわれる昨年の新生児290人にまで急落した恵那市の少子化。担当の教育委員会は事の重大さを認識しているのでしょうか。子育て政策が理解できず他市に転居した人もいます。総合計画の新入学児目標は450人です。これが新市長が採るのにふさわしい選択か本当に心配です。

 全市的に再検討を

 確かに、待機児童の問題は深刻ですが、現在の二葉こども園も長島こども園もたちまち使用に期限がきているわけではありません。現在の二葉こども園は借地もあるし市有地もあります。探せばまだあると思います。あくまでも、「こどもファースト」で、市長も言われるように、全市的に話し合い検討すべきと思います。

(なお、この日、教育委員会事務局長は「美濃酪跡地に新こども園を平成25年の長島地域懇談会で要望された」と答弁していますが、そうではなく、正しくは、市が初めて長島町で説明したものです。)

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